もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。
(新約聖書ヨハネ第一の手紙1章9節)

 

日本の夏、金鳥の夏、本番です。

7月の或る日のこと、久し振りに「伝道所」として使用している小さな家の掃除をしました。その時のことです。

台所の流し台の下側の扉を開いた途端、鼻をつく匂い、そして目の前に拡がる光景に思わず叫んでいました。
「ゲェー、何、何んだ!これは?!」
流し台の下には、お盆やら、タッパーやら、大皿やら、様々な物が置かれてありましたが、当たり一面、黒い小さな固まりが点々としています。

ゴキブリの○○です。

毎晩、ゴキブリが、そこで運動会をやっていたに違いありません。オリンピックをやっていたのです。

「ゴキブリめ!」と思いましたが、彼らも又、神様が造られた被造物であることを思い返して、掃除を始めました。
まず、付着した汚れを、水とタワシで洗い流しますが、殆ど取れません。しっかりと固着しているのです。そこで、ハッと名案が浮かびました。

大きなバケツに水を張り、その中に、汚れた容器を全部浸しました。そして、台所洗剤の「○○ハイター」を薄めて入れました。
それから、2~3時間、別の用事を済ませて帰って来て、バケツの水を流し、中の容器、一つ一つを洗い始めました。すると、「何と、まあ!」黒く固着したものが、どんどん取れていき痕跡も残さず、完全にきれいになっていったのです。

驚くべき「○○ハイター」の力!(後で「○○ホイホイ」で18匹逮捕しました)

 

私は、この一連のことを考えている時に教会に行き始めた頃のことを思い出しました。

クリスチャンになって、しばらく――まだタバコがやめられないでいました。26時間、我慢しましたがダメでした。いろいろ、祈っても、うまく行きません。
悩んでいた時、一人のクリスチャンの先輩が、教えてくれました。「内田君、大丈夫だよ。イエス様がタバコを要らなくして下さるから・・・・!」

その言葉は、私に不思議な安心と期待を与えてくれました。

当時、教会でよく歌われていた讃美があります。

「汚れし性質は死してあらず♪♪新しき者ぞ造られたり――血潮(イエス様が十字架で私達の罪の赦しのために流された血潮のこと)の流れに今こそ飛び込まん――血潮はただちに我を聖くなさん-♪♪」

集会の度に、大きな声で歌っていました。――それから2~3ヶ月経った頃、職場の同僚が不思議そうに私の顔を見ながら語りました。

「内田君、最近、君はタバコを吸わなくなったね、もうやめたの?」
言われて初めて、タバコを吸わなくなっている自分に気付いたのです。

人間の罪や悪習慣は、取り除こうと思えば思う程、しっかりと、こびり付いて離れません。
しかし、イエス様の血潮の力は、すべての罪から解放し、赦し、聖める力があります。

「キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。
ですから、あなたがたは、しっかり立って、またと奴隷のくびきを負わせられないようにしなさい。」
(新約聖書ガラテヤ人への手紙5章1節)