日本の四季の旅

日本の四季の旅

~童謡・叙情歌をたずねて~

かあさんの歌

作詞・作曲 窪田 聡 1. 母さんは夜なべをして 手袋編んでくれた “木枯らし吹いちゃ  冷たかろうて せっせと編んだだよ“ ふるさとの便りは届く いろりの匂いがした 2. かあさんは麻糸つむぐ 1日つむぐ “おとうは土

たきび

巽 聖歌 作詞 渡辺 茂 作曲 1. かきねの、かきねの、 まがりかど、 たきびだ、たきびだ、 おちばたき。 「あたろうか。」 「あたろうよ。」 きたかぜ、ぴぃぷぅ ふいている。 2. さざんか、さざんか、 さいたみち、

小さい秋みつけた

サトーハチロー 作詞 中田喜直 作曲 1. 誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた めかくし鬼さん 手のなる方へ  澄ましたお耳に かすかにしみた  呼んでる口笛 もず

赤とんぼ

作詞 三木露風 作曲 山田耕筰 夕焼、小焼の あかとんぼ 負われて見たのは いつの日か 山の畑の 桑の実を 小籠に摘んだは まぼろしか 十五で姐やは 嫁に行き お里のたよりも 絶えはてた 夕やけ小やけの 赤とんぼ とまっ

うみ

作詞 林 柳波 作曲 井上 武士 1.うみは ひろいな 大きな   つきが のぼるし 日が しずむ。 2.うみは 大なみ あおい なみ   ゆれて どこまで つづくやら。 3.うみに おふねを うかばして   いって み

椰子の実

1.名も知らぬ 遠き島より   流れ寄る 椰子の実一つ   故郷(ふるさと)の岸を 離れて   汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき) 2.旧(もと)の木は 生いや茂れる   枝はなお 影をやなせる   われもまた 渚(